寺山修司
寺山修司が好きだ。 16歳ぐらいで彼の作品と出会って、影響を受け、学校をサボって旅にも出た。 彼は演劇を使って、世の中を変えようとした。 僕も、寺山修司のように、多くの人に影響を与えられる人になりたいと思った。 だけど、演劇の道には進まなかっ…
大阪に戻ってくる前、東京で 「寺山修司のいる風景ー母の蛍」寺山はつ著 を読みました。 アマゾン ひとりっこだった寺山修司のお母さんが書いた本で、まだ未読でした。女性が仕事をするだけでも大変だった時代に、 息子のためにいっしょうけんめい働き、息子…
逝きし世の面影 (渡辺京二)を最近読んで以来、本の中で描かれていた、 遊び好きで子供のようだったという江戸末期から昭和初期の 人々の姿が頭から離れない。 自分の高校生時代。 部活の前に男子部も女子部もみんなで一緒に 校庭の片隅でバレーボールをして…
長編。誰か映画化してほしい。 「家出のすすめ」「書を捨てよ、町へ出よう」寺山修司の評論の代表作の2作。 寺山修司が16歳のときの僕に教えてくれた一番大きなことは、退屈な人生を打ち破るには、日常を出て外から眺めてみることが必要だということです…
先日、僕が大学院に行こうかと言うと、 ある知人からメールで言われました。 「大学院いっても勝者にはなれない」 その言葉の意味するところはさておき、表現が自分の中で なんだかひっかかったので、 「大学院いっても」の部分を、 いくつかの言葉に入れ替…
受験勉強なんてスポーツだ。 そんな考えで高校受験をした僕は、合格したとたんに目標がなくなってしまいました。 せっかく入ったのだから、1年ぐらいはまじめにがんばろうと思い、成績は中の上ぐらい、部活は剣道部でした。 剣道部は男子と女子の中がとても…
高校生のときに書いた展覧会鑑賞レポートを見つけました。 あのころ夢中になっていたもの。 B4の紙にびっしりとシャーペンの文字が詰まっていました。 レポートは、高校1年の終わりの冬から2年の夏まで4枚。 1枚目は寺山修司について。 2枚目は山田かまちに…