ものがたりが始まる

成瀬望の「八百屋barものがたり」と鹿野暮らし通信

山田かまち「感じなくちゃならない」


山田かまちが描いた絵「プリーズミスターポストマン」


今日、出逢った言葉。

「17歳のポケット」山田かまち著 集英社 より


あなたはかなりばかだわ
星のように
あの子はささやいて言った

「あなたはかなりばかだわ」

ああ、厳しいんだな
世の中って……

(P.76)


この部屋

この部屋にとじこもっていてはだめだ。
「この部屋にとじこもっていた歌」
ができてしまう。

(P.220)




上の二つは16歳、17歳のときに、
山田かまちがノートに書いていた詩です。


この本には載っていなかったけど、


感じなくちゃならない。
やらなくちゃならない。
美しがらなくちゃならない。


というかまちの詩も好きです。


15歳のとき、僕は中学校の図書室で
山田かまちのこの本と出逢った。


真剣に毎日を生きるというのが
どういうことか、
かまちの絵や詩を見ることで、
心に火をつけられた。


とにかく、
何かしなきゃいけない。
それは何なのかわからない。


でも、話したいことがあるなら、
クラスメイトにちゃんと話しかけよう。
伝えたいことがあるなら、
好きな女の子にちゃんと伝えよう。


そう、背中を押された。


山田かまちが好きだったビートルズの歌を
このころ僕もよく聞いていた。


Life is very short. And there is no time.
(人生は短い。時間はない)


歌詞カードで確認していたわけではないが、
これくらいの英単語なら、
中学生の耳でも聞き取れた。

このフレーズがずっと耳の奥で鳴っていた。


僕はこの年末から、実家に閉じこもって、
昔好きだったものをもう一度見ている。
今興味のあることも徹底的に調べつつ、
過去と現在をつなげれば、
新しいものが生まれて来ないかと、
考えている。

間違っているかもしれないけど、
これが僕の現在の進路探しです。