「進路学」ブログについて
プロフィールの欄のブログの詳細説明に文章を入れました。いちおうこちらの記事のところにも書いておきます。こういった思いでこのブログを僕は作りました。以下。
寺山修司が言っていた。
「一寸法師の最後は普通の人間と同じ大きさになって『めでたしめでたし』という話だけど、一寸法師が一寸法師のままで、そのことによってみんなに評価されて『めでたしめでたし』と終わりたい」
人にはそれぞれの物語がある。
かけがえのない自分だけの物語をスタートし、ときには思いがけない出来事や、うまく行かない人生と苦闘し、長い人生をかけて物語を深めていくことが、「進路」ということばのもつ本当の意味だと思う。
決して受験や大学、就職活動などの一部だけを示す言葉ではない。もちろんそれらは大切なことだが、人生のゴールはもっと個人的で、長い時間をかけて熟成されていくものだ。
中学生の終わりから、先生や親、友達の言う「進路」という言葉に疑問や考え方のズレを感じたときから、僕のこの「進路学」の構想は頭の中にあったのだ。
10年経って会社を辞めたときに、やっと思い出せた。
「進路」の選択を多様化し、おもしろいヤツが世の中にいっぱい現れたり、一寸法師が一寸法師のままで幸せになれるような、そんな社会にもっとなってほしい。
かけがえのない人生の物語を一人ひとりがつくっていけるような、その手助けになるような、そんなサイトをつくりたい。
まだまだテーマは漠然としているけど、とりあえず僕は「進路学」というサイトの物語を始めることにした。
世の中にはたくさんの可能性があり、いろんな生き方がある。
いろいろな人がいた方が世の中はおもしろい。