ものがたりが始まる

成瀬望の「八百屋barものがたり」と鹿野暮らし通信

9月5日(月) 始まりの白熱会議、天才大学生が仲間になり、アコースティックコンサートの夜。

9月5日(月)

7時前起床。
朝食をつくる。

企画書を稲ちゃんと2人で2時間くらいかかってつくる。
やっと完成。

11時過ぎ、風輪亭に来客。
企業のCSRコンサルティング、地域支援事業
障害者雇用などの事業をしている企業の方と、
社団法人ハーモニィカレッジ、風輪亭のゴルゴさん達で、
これから共同で始める新しい事業の会議が行われた。
ぼくといなちゃん、いなちゃんの友達も参加。

新しい事業のために、
食と地域の交流促進対策交付金(旧・田舎で働き隊)で、
スタッフを一人雇用し、若者の生産者、町役場、企業を
巻き込んで、地域活性化をしようといった、
ワクワクするような会議だった。

企業の方からは、とても興味深い話を聞かせて
頂いた。


・地方に移住する人は、
以前は農業がしたい人が多かったが、
最近はIT関係、デザイナーなどが増えている。

・情報発信、販売促進、マーケティングが出来る人材が
地方でいま、求められている。

・地方移住者は、男性より女性の方が圧倒的に多い。

・町長など、首長クラスとつながることが、
 補助金を政府からとってくるコツ。
 人口1万人クラスだと、首長を巻き込みやすい。

内閣府の地域雇用活性化のための予算は、70億円もある。
 ひとつの案件にMAX500万円もらえる。
 事業仕分けでも、1円も減額されなかった。

・衰退する地方で起きているのは、
 人、土地、ムラ、誇り、の空洞化。

・そこに、ヨソモノ、ワカモノ、バカモノが来て、
 ①地域の「当たり前」に気づき、
 ②地域の「事情」に影響されず、
 ③地域の「代弁者」になる(客観性をもてるため)
 ことが重要。

・7878箇所の限界集落が日本にある。
 中国地方にダントツで集中。岡山が一位。

・ビジネスの手法≒「持続可能なシステム」

・この地域にしかないもの。ターゲットをしぼる。
 と、エッジが立つ。


といったようなことを、
実際の地方のさまざまな事例の紹介のもと、
教えて頂いた。

これから町役場も巻き込んで、
ムーブメントが八頭で起こっていく始まりの瞬間に
立ち会えた気がする。
とても刺激的、もりあがった会議だった。
企業の方にも、
こうしてIターンの若い人が増えている状況は
おもしろいと言われた。
古民家シェアハウスや、ポータルサイト構想も、
話題にあがる。
帰り際、企業の方に、何か事業を成功させて、
フランチャイズ化して各地にもっていこうと声をかけられる。

会議終了後、囲炉裏を囲んで、
みんなで炊き込みご飯を食べる。

食後、鳥取ポータルサイトをつくっている女子大生と、
いなちゃんの後輩の男子大学生に、
できたてほやほやのシェアハウス企画書を見せる。

稲ちゃん後輩の大学生が、様々なアドバイスをくれる。
彼は、天才だと思った!!!
高校在学中にネット小説の執筆で大金を稼いで
世界中を旅して、大学時代に2つ会社の立ち上げを手伝い、
現在はWEBサービスを開発し、
青年会議所にイベント企画を提案し、
大学を巻き込んで実施しているという・・・・
聞けば聞くほどびっくりするぐらい可能性のある人間。
いまだ21歳。

嬉しいことに、この2人の大学生も仲間になってくれた。
頼もしくて、かつ楽しい仲間がどんどん集まり、
風輪亭を中心に新しい風が吹き、
自分達のまわりに渦が巻き始めているのを強く感じる。

大阪でも鳥取へ向かって渦が巻いているし、
楽しくてしかたがない。
“なんかわからないけど、でかい鉱脈”をみつけた気がする。


夜、ハーモニィカレッジの事務所で、
アコースティックコンサートがある。

一曲、一曲、成り立ちを聞きながら
オリジナルソングを聴く。

人生を感じる。
すばらしかった。

こういう、人生を感じるオリジナルフォークソング
フェスティバルが鳥取の自然の中で
あったらいいのにとふと思う。

人生の重みや楽しさを感じれる温かい
素人コンサート大会。
あったらいいのにな。

稲ちゃん、天才大学生と、3人で風輪亭に帰る。


今日が、こんなに素晴らしい一日になるとは、
思わなかった。




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