ものがたりが始まる

今日の成瀬望

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

障害のある男の子の恋と奇跡

忘れられない記憶があります。 小学校高学年ぐらいのことです。 近所の病院の待合室で座っていると、 同じ小学校の下級生の男の子が、 お母さんと一緒に入り口から病院に入ってきました。 彼は脳機能に障害があって、養護学級に通っている男の子でした。 2…

働くことが孤独を救ってくれる2

去年、一昨年と、ビジネス書が好きになって、 とてもよく読みました。 今も量は減りましたが、けっこう読んでいます。会社に入って2年目、3年目で、 仕事上のヒントを得たいと思ったことも 大きな理由ですが、 仕事のいろいろな事例や体験談を読むことが、…

働くことが孤独を救ってくれる

このあいだ父親と夕食を食べてビールを飲んでいたら、 3ヶ月前、以前の会社の人たちとの 飲み会に参加したことをふと思い出しました。 写真は昔撮ったもの10年ぶりに大阪に帰ってきて、久しぶりで、 やっぱり仲が良かった人達の大部分は 今までの僕の生活の…

「遺言」岡田斗司夫の“ヒリヒリ感”と父性の仕事物語

「遺言」岡田斗司夫 筑摩書房 アマゾンリンクエヴァンゲリオンを作ったアニメ会社ガイナックスの創業者、 岡田斗司夫さんがアニメ作り、創作の秘話を一挙に語った本。 去年出た本で、このあいだ読了しました。岡田斗司夫、ガイナックスの創作の方法は、 現実…

「非属の才能」僕の大好きな本を紹介します。

僕の大好きな本を紹介します。 「非属の才能」山田玲司著 光文社新書 アマゾンリンク 最近は「中2賞」という賞を受賞し、カバーが以下のように まき直しされているようです。この本は僕にとって読むたびに、元気になれる本です。孤独を感じたとき、希望を失…

会社を辞めてから貰った進路のアドバイスまとめ

会社を辞めて、何人もの人から、いろいろなアドバイスを頂きました。 ちょっとここにまとめてみたいと思います。「今までの自分を振り返って文章を書いてみたら?」「世界で活躍したいなら、世界中から優秀な学生が集まる国に留学したら?」「これから先、ど…

インドの衝撃②〜BOPビジネスと興味の拡散

会社を辞めてすぐの頃。 イギリスに住んで仕事をしているある人に、 「なんでインドなの?」 と聞かれました。 これから盛り上がっていく国なので・・と答えると、 「その理由はつまらない」 ・・・・・・ と、即座に言われてしまいました。 世界で活躍した…

インドの衝撃①〜海外ロマン、そして電撃退社

「続・インドの衝撃 猛烈インド流ビジネスに学べ」 会社を辞める3ヶ月ちょっと前ぐらいのこと。 たまたま「続・インドの衝撃」という本を図書館で借りて読みました。この本を読んで本当に感じたのは、インドのビジネスの勢いでした。 もともと数学の天才など…

梅棹忠夫の言葉「ウメサオタダオ展」

この間、大阪にある国立民族学博物館の特別展 「ウメサオタダオ展」に行って来ました。特別展では、なかなか味わいのあるスルメのような 言葉がいくつかありました。 コンニャク情報論 世の中に何の役にも立たない情報がたくさんあるのがいい。 ひとつのアド…

内田樹講演「私が白川静先生から学んだこと」①

6月11日(土)京都立命館大学での内田樹さんの講演を聴きにいきました。 立命館土曜講座公開講演会「私が白川静先生から学んだこと」。「今日の内容は、“私が学んだこと”なので、 白川先生が言っていないことまでも、 私が勝手に学んでいるかもしれません。 …

内田樹講演「私が白川静先生から学んだこと」②

3.呪術 白川静先生は、学生運動の吹き荒れる中、 バリケードを押しのけて研究室に入って研究を続けた。 学生運動というローカルでドメスティックな 強力なナショナリズムに対抗するには、 生身の生活実感しかない。この学生運動というものは、宗教儀礼、呪…

内田樹講演「私が白川静先生から学んだこと」③

以上、僕なりの“祖述”でした。 述べてつくらず、と言っても、やはり言葉を理解する上で 自分の解釈というフィルターがかかってしまう気がします。 記憶があいまいな部分も多々あり、 内田樹さんが言っていないことまで書いてしまったかもしれませんが、 それ…