雪かきの虚しさと充実感
今日も雪がすごい。雪かきは、その瞬間は価値があるけど、あとに何も残らない。と思う。
八百屋barの撤収作業をしていても、ふと思う。
何も残らなくなっちゃったって。
あんなに一生懸命年月かけたけど、手をかけたものがほとんど無くなってしまった。
出版業界で営業マンをしていたころ。
コンビニで働いていたころ。
住み込みで新聞配達をしていたころ。
上田学園に通っていたころ。
高校生だったころ。
その日、その日を一生懸命やってたと思うけど、いまでは想い出だけが残っている。
僕の人生は、何か経験やキャリアを積み上げて、ステップアップ、という生き方がぜんぜん出来ない非連続な人生だ。
雪かきみたいな人生なのかもしれない
。
目の前のことに取り組み、一瞬の価値を生み、消え、リアリティのある想い出だけが残る。
誰かの記憶には残るかもしれないが、歴史には残らない。
これが僕の人生か。
今年は何か少し変えてみたい。
ちょっとややこしい話になった。
僕は歴史に残るような仕事をしてみたいと思うけど、そうでない仕事でも楽しんで一生懸命する人生も愛おしいと思う。
という結論です。
雪かきは虚しい仕事だと思いながらも、がんばったあとの達成感に満足している自分を大事にしたい。
大事にしつつ、雪かきで人生が終わらないように次から次へと仕掛けの出来る自分でいたい。
そういう感じ。